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製品・ソリューション
通信テスト製品

通信テスト製品

DuoSIM Concept

Breakthrough to Real 4G

iPhoneやAndroidの出現により急速に普及し始めたスマートフォン。今後、爆発的な増加が予測される移動体通信のデータトラフィックに対応するため、3GPPでは2008年よりLTE-Advanced(LTE Rel.10 and beyond)の標準化作業が進められてきました。飛躍的に高いシステムパフォーマンスを実現することを目標に、LTE-Advancedの無線アクセス・インタフェースの標準化はLTEとの互換性を維持しつつ、2011年すでにその作業を完了させています。一方、ITU-Tでは次世代移動体通信規格であるIMT-Advancedの要求仕様を、周波数の効率的使用、広帯域、低遅延と定義しています。そして、3GPPのLTE-Advancedがこれに名乗りをあげていることはいうまでもありません。Carrier Aggregationや新しいMIMO転送方式など、多くの最新技術群を導入したLTE-Advancedは既存のLTEサービスにオーバーレイする形で、スムーズなマイグレーションを推進し、2010年代半ばには下り最大1Gbpsの帯域が実現可能となります。LTE-Advancedは我々に、ユビキタス社会における真のワイヤレス・ブロードバンド・サービスを提供してくれることでしょう。

Figure 1 :  Roadmap to LTE-Advanced (Real 4G)

Figure 2 :  E-UTRAN Architecture

Artiza LTE Tester DuoSIM; All-in-One Solution for LTE Network

アルチザは2009年のLTE Tester販売開始以来、LTEのR&D市場を独占してまいりました。タフな市場で証明された品質と、競合を大きく引き離した高いパフォーマンスは、リリース以来多くのLTEオペレータやベンダーから絶大な支持を得てまいりました。先陣を切ってサービスを開始したオペレータや、大容量Macrocell eNBに取り組んだ先進的なベンダーは、アルチザ製品を使用することにより、初期リリースからその品質を最高のレベルでスタートすることに成功しています。
さらに2011年、アルチザはLTE技術の新しいムーブメントに呼応するため、より進化したシステムとしてArtiza LTE Tester DuoSIM(以下DuoSIM)をリリースいたしました。従来、別プラットフォームで実現していたUE-SIMとS1/X2-SIMをATCAシングル・シャーシに統合し、かつてないユーザビリティとコスト・パフォーマンスを達成しました。DuoSIMは従来製品の品質・キャパシティ・パフォーマンスを踏襲し、Macrocell eNBだけでなく、Pico/Femtocell eNBにも対応してまいります。

UE-SIM and S1/X2-SIM in Single ATCA Chassis

DuoSIMはATCAプラットフォームのシングル・シャーシで構成されます。従来、LTE eNB Wrap-around TestはUE-SIM・S1/X2-SIMを別筺体で実現していましたが、DuoSIMはこれら二つをシングル・シャーシに統合しただけでなく、1,000 UEs/sectorというさらに高いキャパシティ・テストをサポートしています。ブレード・オリエンティッドなアーキテクチャの採用により、UE-SIM・S1/X2-SIMを4枚のATCAフルブレードで構成。標準的なDuoSIMシングル・インストレーション(Figure 4)をAZP-600(6スロット)1台で実現しています(最大1,000 UEs/chassis)。さらに高いキャパシティ・テスト環境として3 sectorをAZP-1400(14スロット)1台にインストールすることも可能です。これにより業界最高レベルである1,000 UEs/sector x 3をシングル・シャーシで達成しています(Figure 3/5)。また、同構成をデュアル・シャーシにすることにより6 sectorまで拡張可能(1,000 UEs/sector x 6)です。

High Cost Performance

DuoSIMは高密度なUE-SIM用・S1/X2-SIM用ATCAフルブレードをシングル・シャーシに搭載することにより、LTEテスターとしては業界最高レベルのコスト・パフォーマンスを達成しました。LTEオペレータやベンダーは熾烈な競争を勝ち抜きながら市場を獲得してゆくだけでなく、さらにROI(Return on Investment)の向上にも細心の注意を払わなければなりません。アルチザはこの競争の激しいLTEマーケットにおいて、お客様を成功へとサポートするため、製品のコスト・パフォーマンスを向上させるだけでなく、CAPEX(Capital Expenditure)とOPEX(Operational Expenditure)のバランスを最適化する柔軟な購入プログラムをご提案いたします。

DuoSIM Test Applications

DuoSIM Test ApplicationsはUE-SIMとS1/X2-SIMがシングル・シャーシで構成される優位性を最大限生かしたアプリケーションの集合体です。一連のアプリケーションがUu・S1/X2インタフェースにおけるシーケンスおよびPDUの作成、各レイヤのパラメータセットの編集、シミュレーションの実行、そして結果や統計情報の収集を行います。DuoSIM Test Applicationsは従来製品と比較して、さらに作業効率を飛躍的に向上させるためにプラットフォームだけでなく、Test Applicationも統合しました。DuoSIMは究極のLTEテスト・ソリューションをアプリケーション環境においても実現しています。

LTE-Advanced in Mind

2008年より3GPPで進められたLTE-Advancedの標準化は、2011年に無線アクセス・インタフェースが完成しています。LTE-Advancedを実現する技術群として、Carrier Aggregationや新しいMIMO伝送方式などが導入される予定ですが、DuoSIMはこれらの新しい技術仕様をスムーズにマイグレーションすることを前提に開発されています。過去の投資を無駄にすることなく、DuoSIMプラットフォームに追加のブレードやソフトウェアを導入することで、今後新しく生まれるLTE-Advanced仕様に迅速に対応してまいります。

Figure 3 :  DuoSIM-1000 x 3 Installation in AZP-1400

Figure 4 :  DuoSIM-1000 x 1 Installation in AZP-600

Figure 5 :  Artiza LTE Tester DuoSIM and 1st Generation Products