資金も、顧客もない、まさにゼロからのスタートだった。
通信の新たな世代という、いくつもの壁を越え、
果てなく続く険しい道のりを
一歩一歩踏破してきた30年だった。
だが、今となってわかることがある。
我々は決してゼロからのスタートではなかったのだと。
多くの先人たち、前世代の通信技術者たちの知見をベースに、
その研究、開発のバトンを受け継いできたのだと。
今、感謝の気持ちを伝えたい。
そして、新たな気持ちで6Gに向けての歩を踏み出す。
次の世代を、次の世代とともに。
"If I have seen further it is by standing on the shoulders of giants."
--Isaac Newton