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投資家の皆様のための用語解説

用語解説(50音順)

IPテスト
P(Internet Protocol)は、インターネットを構成する通信機器が共通に使用する通信プロトコルで、IPテストは、IP技術が実装された機器の試験を行うこと。
IP電話
音声信号を5.3kから16kビット/秒程度のデジタル信号に圧縮し、IPパケット化して伝送する。電話網とIPネットワークを相互接続するVoIPゲートウェイを設置すれば、加入電話網につながった既存の電話機からIPネットワーク経由で電話をかけられるようになる。
EDCH
Enhanced Dedicated Channelの略
Ethernet
Ethernetは、ゼロックス社とDEC社(現在はHewlett Packard社の一部門)が考案したLAN規格で、現在、特殊な場合を除き、ほとんどのLANはEthernetで行われている。
ATMシグナリング
ATM(Asynchronous Transfer Mode)は、日本語で非同期転送モードといい、デジタル情報を多重転送する方式。情報はセルと呼ぶ単位に区切って転送され、転送する情報量に応じた効率的な処理ができる。シグナリングは、音声が伝送されるネットワークを制御する信号処理のことをいい、代表例として電話があげられる。無数の加入者のうちの任意の2端末を通信利用時だけ接続する技術。従って、ATMシグナリングは、ATM技術でシグナリングを実現している技術という意味で、第3世代移動体通信の基幹ネットワークで利用されている。
ADSL
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は、一般の固定電話に使われている1対の電話線を使って、音声を伝達するために使用していない高周波数帯を利用してデータ通信を行う方式。
HSDPA
HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)は、株式会社NTTドコモ等が採用している第3世代(3G)携帯電話方式「W-CDMA」のデータ通信を高速化した規格のことで、従来の5倍以上の通信速度を実現する。
FR
FR(frame relay)は、パケット通信方式の一つで、データをパケットと呼ばれる小さな単位に分割して送受信する方式。
FTTH
FTTH(Fiber To The Home)は、国内の全家庭に光ファイバーを引き、電話、インターネット、テレビなどのサービスを統合して提供する計画のこと。
OFCDM(Orthogonal Frequency and Code Division Multiplexing)【直交周波数・符号分割多重】
100MHz帯域の信号を768キャリアに分割して並列送信する技術の名称。100MHz帯域を768個のサブキャリアに分割し、データを並列伝送することにより、サブキャリアあたりのシンボル長を、マルチパスの遅延時間と比較して非常に長くすることができ、マルチパスの影響を軽減できる可能があるという特徴がある。並列送信にあたり、データを各通信者固有に割り当てられた拡散符号を用いて複数のキャリアにわたり拡散することで、高速化を図ることが可能であり、マルチパス・フェージング環境において高受信品質を実現することができる無線アクセス方式である。
過負荷試験
交換機や基地局等の通信機器がいかなる環境下においても、一定の条件で動作することを保証するため、通常想定されている通信量をはるかに上回る大量のデータを送信し、過大な負荷を与える試験を行う。機器の限界性能を担保する試験。
基地局
移動体通信端末(携帯電話・PHS等)と直接交信する通信網の末端にあたる装置。電話ボックス、地下鉄のホームの天井、電柱、ビルの屋上等に設置されている。
基幹網
通信事業者が保有する都市間を結ぶ大容量の通信回線。
QoS
QoS(Quality of Service)は、ネットワーク上で、ある特定の通信のための帯域を予約して、一定の通信速度を保証する技術で、リアルタイム性が重視される動画転送などで利用されている。
ゲートウェイ
ネットワーク上で、媒体やプロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を可能にする機器のこと。
交換機
限られた通信回線を多数の電話加入者が共有するために、通話時にのみ利用者の電話端末間を接続する(交換動作を行う)ための装置。
CDMA【符号分割多重接続】
「符号分割多重接続」の略。携帯電話などの無線通信に使われる方式の一つ。複数の発信者の音声信号にそれぞれ異なる符号を乗算し、すべての音声信号を合成して1つの周波数を使って送る。受け手は自分と会話している相手の符号を合成信号に乗算することにより、相手の音声信号のみを取り出すことができる。
CDMA2000 1x
CDMA20001xは、CDMA技術を応用した携帯電話方式「cdma2000」規格に含まれる技術仕様の一つで、株式会社KDDIが2002年4月から、サービスインしている。
第3世代移動体通信
3G(3rd Generation)とも略称され、第3世代の携帯電話方式の総称をいう。
Direct Sequence CDMA【直接拡散方式】
スペクトラム拡散の方式の一つで、デジタル信号を非常に小さい電力で広い帯域に分散して同時に送信するもの。通信中にノイズが発生しても、復元時にノイズが拡散されるため、通信への影響が少ない。また、強い信号を発生しないため、他の通信を妨害しにくい。耐障害性ではFH-SSに劣るが、伝送速度が速く、多対一の通信に適している。無線LANのIEEE 802.11bがDS-SSを使用している(IEEE 802.11はFH-SSを使用)。携帯電話で使われているCDMA方式には、FH-SSとDS-SSと両者を混合したハイブリッド方式がある。
W-CDMA方式
W-CDMA方式(Wideband Code Division Multiple Access)は、株式会社NTTドコモやEricsson社などが開発した第3世代携帯電話(3G) の通信方式。CDMA方式を採用し、1つの周波数を複数の利用者で共有できるため、周波数効率がよい。ITU(国際電気通信連合)が標準化を進めている次世代通信方式IMT-2000の日欧標準案として提案されており、北米案のcdma2000と標準をめぐって争っている。NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA」はこの方式を採用している。
TD-SCDMA
TD-SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)は、第3世代携帯電話方式(3G)の一つで、W-CDMA、CDMA2000とは別に、中国国内向けに独自開発された中国独自の仕様のこと。
TDMシグナリング
TDM(Time Division Multiplexer)は、日本語で、時分割多重装置のこと。複数のデータやデジタル化した音声をそれぞれ一定の時間(タイムスロット)ごとに切り替えて伝送することにより、1本の回線で複数チャネルの通信を行う装置。従って、TDMシグナリングは、TDM技術でシグナリングを実現している技術という意味で、既存固定電話、現行の第2世代携帯電話等で利用されている。
BTS (Base-Transceiver-Station)
無線基地局装置
PDC
PDC(Personal Digital Cellular)は、日本の携帯電話に使われているデジタル無線通信方式のこと。
VoIP (Voice over Internet Protocol)
インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って、音声データを送受信する技術。
ブロードバンド通信
ブロードバンドは、日本語で広帯域といい、極めて高速な通信のこと。
プロトコル・テスト
プロトコルは、ネットワークを介在して、コンピュータ、通信機器同士が通信を行う上で、相互に決められた約束事の集合をいう。通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。プロトコル・テストは、プロトコルが実装された通信機器の試験を行うことをいう。
FOMA
FOMA(Freedom Of Mobile multimedia Access)は、株式会社NTTドコモが2001年10月から本サービスを開始した第3世代携帯電話サービスのサービス名称。携帯電話の世代としてはアナログ方式、PDC方式に次ぐ第3世代に位置付けられる。
MIMO(Multiple Input / Multiple Output)【複数入出力】
高速通信スピードを確保する目的で、1つの周波数に複数の信号を送り、複数のアンテナを用意し、データを分割して送信する技術の総称。理屈は簡単で、1つのデータを分割して複数のデータとして同時に送り、それを同時に複数のアンテナで受信して統合することになるが、現実的には多数のアンテナが必要になるため、携帯機器への応用は難しいとされていた。IEEEは2001年10月30日に「MIMO」を「IEEE 802.16abc-01/46r1」として規格化している。
UMTS
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、欧州の第3世代(3G) 移動体通信システムのこと。IMT-2000準拠の通信方式。欧州で現在用いられているGSM標準の発展形で、日本でも株式会社NTTドコモが推進しているW-CDMAとヨーロッパ独自のTD-CDMAの両方式から選択することができる。
RAN (Radio Access Network)
無線アクセス・ネットワーク
RNC (Radio Network Controller)
無線ネットワーク制御装置
ルーティングプロトコル
ルーティングプロトコルは、ネットワークの経路情報を交換するためのプロトコルのこと。
WiMAX
WiMAX(World Interoperability for Microwave Access)は、WiMAX ForumによるIEEE802.16規格の一般名称。固定通信用のIEEE802.16aと、高速移動通信用のIEEE802.16eがある。