企業情報
ご挨拶
創業者 代表取締役会長 CEO
床次 隆志
代表取締役社長執行役員 COO
床次 直之
2024年は「令和6年能登半島地震」と「日航機・海保機衝突事故」という心揺さぶられる痛ましい出来事からのスタートとなりました。亡くられた方々、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。またこの時期、底冷えする北陸で不自由な生活を強いられている皆様には、心よりお見舞い申し上げます。古代中国には「天子(為政者)が徳を失うと、天災に見舞われる」という故事があると聞きます。歴史に学ぶ重要性を再認識させられるばかりです。
いまだ続く「ロシアによるウクライナ侵攻」や「世界的な物価上昇」に加えて「不動産バブル崩壊による中国経済の不安定化」が、今も世界を大きく揺さぶるなか、2024年は全世界50か国以上で国政選挙や地方選挙が実施される予定です。なかでも台湾、インド、アメリカの選挙結果は世界の経済や安全保障に大きな影響を与えることが予想されます。一見、平和に見える日本から、私はこの世界の行く末を憂いながらも、「自分にできることは何か」を冷静に見つめ、さらに自らの役割に集中する一年にするべきと、年の初めに思いを新たにしているところでございます。
移動体通信インフラ市場に身をおく私たちアルチザは、「RAN-TSP(Radio Access Network Technology Solution Provider) No.1」をビジョンに選びました。この「RAN-TSP No.1」は、従前から私たちが取り組んできたDuoSIM-5G/etherExtractorなどの自社開発テスター製品に加えて、岩手県滝沢市に建設したTDC(Takizawa Development Center)/T3C(Takizawa Telecom Test Center)で展開するテストサービス事業や5G通信インフラ機器開発など、移動体通信事業においてもっとも大きな投資が必要となる「Radio Access Network」において「No.1」の「Technology Solution Provider」を目指すという私たちの宣誓なのです。
私がCEOとなり、不肖実弟がCOOとなってから早四年余りが過ぎました。その間アルチザは、若い力が原動力となり、企業業績を向上して参りました。アルチザは新しいビジネスでその事業ドメインを拡大しながら、「RAN-TSP No.1」に向かって着実にその歩みを弱めることはありません。
株式会社アルチザネットワークス
創業者 代表取締役会長 CEO
新年が明けてから「令和6年能登半島地震」や「日航機・海保機衝突事故」と痛ましい出来事がありました。亡くなられた方々、ご遺族の皆様には謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
今回の出来事や2020年より3年に及んだコロナ禍は、多少なりともアルチザ社員の心に影響を与えています。特に若い世代の社員たちへの影響が大きいように思えます。私たちアルチザが⼿掛けるRadio Access Network は⾼度な技術であり、その開発の成果は、エンジニア⼀⼈ひとりのメンタルの状態に大きく影響されます。2024 年の新ビジョン「RAN-TSP No.1」を成し遂げるためには「若手社員の育成」を最重要課題としていますが、若い社員の「心」のケアとその成長は、アルチザの最重要課題そのものである、とも言えるのです。
しかし、そこには安易な近道はなく、まずは地道に会社理念の浸透教育に⼒を⼊れ、社内コミュニケーションをより活性化することで、若い社員の無限の⼒を余すことなく発揮できる職場環境づくりに徹したいと思っております。
そのうえで具体的に以下の活動に注⼒して参ります。
最後になりましたが、今年も皆さんと共に、健康で充実した1年を過ごせることを祈念して、年頭の挨拶といたします。
株式会社アルチザネットワークス
代表取締役社長執行役員 COO