企業情報
ご挨拶
創業者 代表取締役会長 CEO
床次 隆志
代表取締役社長執行役員 COO
床次 直之
2022年3月3日、弊社は株式会社シー・ツー・エム(以下、C2M)の全株式の取得を発表させていただきました。アルチザは岩手県滝沢市に滝沢デベロップメントセンター(以下、TDC)の建設に続きまして、隣接する場所に滝沢テレコムテストセンター(以下、T3C)を昨年2021年に建設し、5G基地局のテストサービス事業を開始しております。現在、この事業の他分野への横展開の準備を始め、テストサービス事業による売上のさらなる伸長を目指しております。今回発表させていただいた通り、C2Mの数十名の若い優秀なエンジニアたちがアルチザと力を合わせることによって生まれるシナジーは、このモーメンタムをさらに力強いものにしてゆくものと確信しております。
弊社はおかげさまをもちまして、2019年7月期以来、昨年度末(2021年7月期)まで、3期連続の増収・増益を記録し、今期第32期(2022年7月期)は、引き続き国内モバイル事業が堅調に推移したことから、創業以来の最高売上、最高経常利益、最高最終利益で着地するものと予想しております。しかし同時に、急激な作業の増加による社内の開発リソース不足にも直面し、残念ながらお客様からのご要望に十分お応えできていない状況にあります。弊社では、来期以降の成長・発展を継続してゆくためにも、この問題を最大の経営課題と捉え、積極的にエンジニア人材の採用を進めて参ります。またC2Mに続く国内企業だけでなく、海外の研究開発系企業との資本提携も含め、多様な方法を模索してリソース獲得に努めて参ります。
また、国際問題化する昨今の米中対立により、経済安全保障問題は、「ものづくり」を産業の生命線としてきた日本にとって、憂慮すべき課題として注目を集めています。何事も「価格が安い」という理由だけで安易に海外に頼るのではなく、先端技術分野開発の国内回帰は、日本が目指すべき次の方向性ではないでしょうか。そのような流れのなか、弊社アルチザネットワークスが日本発祥の企業として、その一端を担えるよう、日本主導の技術革新に貢献できる技術者の育成にも力を入れて参りたいと思っております。
引き続き、お客様、投資家の方々のご期待にお応えすべく、精一杯頑張って参りますので何卒ご支援たまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社アルチザネットワークス
創業者 代表取締役会長 CEO
2019年に社長を拝命いたしまして、3期通年で陣頭指揮に当たらせていただきました。おかげさまをもちまして、3期連続の増収・増益を記録することができ、これもひとえにお客様、協力会社様、株主の皆様のおかげであること、改めまして厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
2021年は、昨年発表させていただきました「中期経営計画」の二年目を締めくくる年でしたが、大幅上振れで達成したため、新しく2021年9月に「2021中期経営計画VISION 2025」を発表させていただきました。これを達成するため、弊社では以下の課題に取り組んで参ります。
以上、アルチザネットワークスは、新体制のもと、若い力によってさらに成長を継続して参ります。どうぞ、ご期待ください。
株式会社アルチザネットワークス
代表取締役社長執行役員 COO