企業情報
ご挨拶
創業者 代表取締役会長 CEO
床次 隆志
代表取締役社長執行役員 COO
床次 直之
今を遡ること約10年、2009年の第4 世代移動通信⽅式LTE サービスの提供とともに始まったワイヤレスモバイルブロードバンド化の流れは、スマートフォンやタブレットPCなどの急激な普及をもたらしました。そして、これらのパーソナルディバイスは、電⼦決済や電⼦マネーなど、私たちの⽣活に必要不可⽋なもの、いわば社会インフラとして完全に定着しました。
アルチザネットワークスはこの10年間、⽂字通り進化し続けてきたLTE(Long Term Evolution)の最先端で、通信事業者および通信機器ベンダーの無線アクセス技術開発を⽀え続けてまいりました。
そして昨年のラグビーワールドカップ、さらに今年の東京オリンピックと、「令和」の幕開けを祝福するかのように世界的イベントが国内で続く中、今年3⽉、ついに第5世代移動通信⽅式(5G)サービスが国内において華々しく始動します。「5G」への期待。それは「より高速、より低遅延、より多接続」といった5Gの特徴的な機能を活かした「4Gでは実現できなかったこと」への期待であるといえます。その期待に応えるため通信事業者は、交通、医療、製造、教育、エンターテインメントなど、あらゆる分野において、そのアプリケーションを模索し続けてきました。それはまさに「テクノロジーで社会課題を解決する」と言い換えてもよい取り組みでした。まもなくそのソリューションの数々が、我々の生活に不可欠な、そして期待に違わぬサービスとして届けられることになるでしょう。
その開発現場を支えてきたアルチザには、「5G」から始まる次の10年間も、「5G+」「Pre 6G」といったテクノロジーフロンティアで活躍し続けることが求められています。
そのような中、昨年、私、床次隆志は、創業以来担ってきた社⻑の任を退いて会⻑となり、実弟である床次直之に社⻑の任を引き継ぐという大きな決断をいたしました。「世代交代」は、長期的な企業経営において、最も困難なハードルであるといわれています。しかし新社長は、創業間もないころから私とともに会社を支えてきた重要なパートナーのひとりであり、技術開発をはじめ、営業部門等の統括を担当しただけでなく、アルチザの企業文化、マネジメントシステムを熟知し、そして何よりも社員への思いを私と共有しているという意味において、まったく不安要素のないバトンタッチであったと確信しております。今後は、会⻑の私がCEOとして、経営戦略全般およびハイレベルな対外的コミュニケーションを担当し、社⻑がCOOとして、社内オペレーション全般を担当することとなります。
今、「新⽣アルチザネットワークス」が「たおやか」に始動しています。臆することなく、そして、気負うこともなく。新しいリーダーシップのもと、動き始めたアルチザネットワークスに、みなさま是⾮ともご期待ください。
株式会社アルチザネットワークス
創業者 代表取締役会長 CEO
この度、代表取締役社長を拝命いたしました、床次直之と申します。元号が令和となり、全世界で5Gが始動するこのタイミングで、このような重責を担うことになりましたこと、誠に身の引き締まる思いでございます。創業者より引き継いだ起業家精神を堅持し、積極果敢に全身全霊で社業に取り組んで参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
さて、新年2020年、創業30周年を迎えるアルチザは、以下を重点課題として、事業を展開してまいります。
以上、2020年、アルチザネットワークスは、新体制のもと、若い力による新たな成長を目指します。
株式会社アルチザネットワークス
代表取締役社長執行役員 COO