製品・ソリューション
通信事業者ネットワークテスト
Sophisticated Test Editors for the Methodology
シーケンス作成では状態遷移オリエンティッドな手法であるSDLエディタを採用(Figure 10)。また、RRC ASN.1メッセージエディタ(Figure 11)はASN.1のPER (Packed Encoding Rules)/BER (Basic Encoding Rules) 情報要素に対応したメッセージをパラメータ選択だけで自動的に生成します。強力なSDLエンジンは試験効率を劇的に向上してくれるRRCの情報要素自動乗せ換え機能、テーブル参照機能および自動生成機能を搭載しているだけでなく、ユーザ定義可能な変数やタイマの設定機能により、複雑なテストシーケンスの作成・実行が可能としました。一方、U-planeのQoS(Quality of Service)試験ではBER(Bit Error Rate)/PER(Packet Error Rate)測定だけでなく、UE-SIMとS1/X2-SIMの絶対時間を同期させることにより、片方向のIPパケット遅延測定を可能としました。また、Cell Search・Hybrid-ARQ・RACH PreambleなどのPHY/MACレイヤの試験ツールにより、無線リソース管理アルゴリズムやMACスケジューリングの評価が可能です。